▲駿府城 東御門
こんにちは。
皆さん突然ですが、大河ドラマの【どうする家康】はご覧になっていますか?
個人的に家康には、狸で虎視眈々と天下を狙っているイメージを持っていたのですが、今回のドラマでは情けない感じの家康像で、新しい観点から見られそうで楽しみにしています😊
そんな家康、実は今日が誕生日です。家康は旧暦では天文11年12月26日でしたが、新暦では1542年1月31日なんです。ややこしいですよね💦
さて、そんな家康が晩年過ごした静岡県の駿府城では様々な新発見がありました。
駿府城の調査では、戦国時代と江戸時代にそれぞれ異なる工法で築かれた天守台の跡地が発見され、そのうちの慶長期の物は、日本最大と言われていた江戸城の天守台をも上回る大きさだったと考えられます。
歴史に関する発見はまだまだたくさんありそうで、わくわくしますね😊
お城でいつも感心するのは、やはり今この時まで良く石垣だけでも残っているなということです。
城郭史などは専門ではなかったので、色々調べてみると、石垣が今も崩れずに残っているのは、様々な技術を結集した結果で、やはり基礎がしっかりとしていることが重要なんですね。
石垣の基礎は、底辺である「根石(ねいし)」を「胴木(どうぎ)」と呼ばれる脂を多く含んで水に強く、粘り気があって折れにくい松を根石のさらに下側に、基礎として木材を敷き、基礎を固めていたそうです。これによって上に重い天守が乗っても、ズレを防ぐことができたとか。
やはりどんな時代でも建築の基礎が重要ですね。
大塚建設でも、目には見えない基礎ですが特に力を入れていて、お客様からもこんなしっかりしてるのに見えなくなってしまうのがもったいないなんて言ってもらうこともあります。
本当に目に見えないのが残念、もっとたくさんの人に知ってほしいです😢
昔の石垣を組む方法を現在やってはいませんが、現代の耐震の技術が見えるよう、大塚建設では構造見学会などもやっていますので、もし興味があるなんて方いらっしゃいましたら、是非お問い合わせ下さい!
鴻巣本社 事務:小林